お米の“おいしい”炊き方
新米が並び始め、秋の訪れを感じる季節。
そんな旬のお米を、せっかくならおいしく味わいたい。
精米したての新鮮なお米を、
十分に蒸らしてふっくらと仕上げる。
さて、ごはんのお供はどうしよう。
今回は、毎日のごはんをおいしく味わうためのポイントをご紹介します。
日本の食卓に欠かせない「ごはん」。
ひと工夫で、普段よりももっとおいしく。
おいしいごはんを食べるために必要なのは米と美味しい炊き方。
炊飯器にお米をセットする前にひと手間くわえると、格段に
おいしいごはんが味わえます。
おいしく炊くためのポイント
01.米研ぎはボウルでさっと優しく
まずは米の表面の汚れを取るために米を水の中で軽くかき回して洗い、最初の水はすぐに流します。ソフトボールを握るような形に指を開き、水を切った状態で米同士がこすり合うように10回から20回ほどかき回します。続いて、水を注いで白く濁った水を流します。この研ぎからすすぎの工程を2回ほど繰り返し、最後にもう一度すすぎ、米をザルにあげて水を切ります。米は研ぐ間も水を吸うので、研ぐ工程は3分以内を目安に終わらせましょう。
02.冷たい水で炊く
ごはんを炊くときの水は、できるだけ冷たい水を使いましょう。米に含まれるでん粉を分解する酵素は30度前後の温度帯で活発に働きます。
冷たい水で炊くとその温度帯の時間が長くなるので、ごはんのうまみが十分に引き出されます。ミネラルウォーターを使う場合は、カルシウムやマグネシウムが比較的多く含まれる硬水ではなく軟水を使うとふっくらとした炊き上がりになります。
03.切るように混ぜ、置くようによそう
しゃもじで炊き上がったごはんに十字の切れ込みを入れ、ブロック毎に内釜の側面からしゃもじを入れて底からひっくり返すようにほぐします。よそう時は、一度にではなく数回に分けるようにし、ごはんが潰れないようそっと置くようによそいましょう。しゃもじでペタペタと押し潰すのはNGです。
POINT最速クラス19分※の早炊きで、食べたい時にすぐ炊きたて
おいしさにこだわった「早炊きモード」で、最短19分でお米をおいしく炊き上げます。通常よりもはやく炊き上がるので、ほしい時にいつでも気軽に炊飯ができます。仕事から帰ってきてすぐにごはんを食べたいとき、ごはんを炊き忘れてしまったとき、急にお弁当が必要になったときなど、「早炊きモード」があれば安心です。
※3合、3.5合IH炊飯器において。2024年7月現在。自社調べ。 室温26℃、水温26℃、白米、炊飯量0.5合、早炊きモードの場合。炊き上がり時間は周囲の気温や水温によって変動する場合があります。
POINT冷凍しても、まるで炊きたて。「冷凍ごはんモード」
一気にまとめて炊いて保存しておく、冷凍派にもうれしい「冷凍ごはんモード」を搭載。1000Wの高火力で芯までふっくら炊き上げます。ごはんの内部に水分を多く含ませているため、冷凍保存しても乾燥しにくく、電子レンジで解凍するだけで、まるで炊きたてのようなみずみずしいごはんを楽しめます。
※冷凍条件:150gを成形してラップに包んで24時間以上冷凍保存。
解凍条件:レンジ600Wで2分30秒加熱。含水率(%)は実測値(n=3)の平均
精米器は何に使う?
精米機とは、玄米から糠(ぬか)を取り除いて白米にする(精米する)ための機械です。
家庭用の精米器にあまり馴染みのないという人もいるかもしれませんが、家庭用の精米器があればいつでも精米したてのお米で炊いたごはんを家で食べられるため、美味しいご飯を食べたいという方には欠かせない家電のひとつです。
精米すれば古米もおいしく食べることができる
少し前に買ったお米や食べきれなかったお米など、時間が経って味が落ちてしまった古米は、精米器で再度精米にかけることにより、酸化した表面が削れて新鮮さを取り戻すことができます。
ツインバードの精米器は、「白米みがきモード」を搭載しているため、時間がたってしまったお米も美味しく精米することができます。
精米器があれば、白米よりも栄養価が豊富な分つき米も可能
お米には白米、玄米のほかに「分つき米」があります。
精米された白米は食べやすく美味しいですが、栄養価の面から見ると、精米されていない玄米のほうが食物繊維やビタミン・ミネラルといった栄養が豊富で優れています。
健康の面から玄米を食べたいけれど、味やパサつき、もさもさとした食感が苦手という人におすすめなのがこの「分つき米」です。特に、7分づき米は味や見た目はほぼ白米と同じであるにも関わらず、栄養素は白米よりも多く含まれているため、
玄米の味や食感になれていない人にもおすすめです。